立った時に膝が外や内を向いている
立った時両膝の間に空間ができている
立った時や歩いている時に膝同士が擦れる、ぶつかる
股関節や膝が痛くなってきた
足首の捻挫をしやすい

O脚・X脚に対する当院の考え

O脚(内反膝)は、両膝が外側に湾曲し、足を揃えて立ったときに膝の内側が接触しない状態を指します。脚の形がアルファベットの「O」の字のように見えます。O脚(内反膝)の原因は大きく分けて二つあり、構造的なO脚と機能的なO脚があり、構造的なO脚は生まれつきの骨格、くる病(骨が弱くなる病気)、交通事故などの外傷、加齢による変形などが挙げられ、これらは骨自体が曲がっているため、治療が難しい場合が多いです。
機能的なO脚は、筋肉のバランスの悪さ
姿勢の悪さ、歩き方の癖、が挙げられます。それに対して、X脚(外反膝)は、膝が内側に湾曲し、脚が「X」の形に見える状態を指します。これは、膝が内側に向かって曲がり、足首が離れてしまう姿勢が特徴です。姿勢の悪さ、筋力低下、骨盤の歪み、遺伝的要因が主に原因として発症致します。

O脚・X脚を放っておくとどうなるのか

O脚・X脚ともに放置しておくと膝の内側や外側など周囲の筋肉に痛みや不快感を感じることがあります。特に長時間立ち続けたり、歩行したりすると痛みが増すことがあります。症状が進行すると関節のこわばり、水が溜まるなどの悪化した症状を出すようになっていきます。また長時間の歩行が難しくなり、休みながら歩かないといけなくなる間欠性跛行などになる方もいらっしゃいます。そして負担が大きくなってくると、変形性股関節症や変形性膝関節症などを併発することもあり、人工関節などを使う手術をする必要が出てくる方もいらっしゃいます。また、足首が内側もしくは外側に傾斜することもあり、立っている時や動いている時も不安定な状況になる方もいらっしゃいます。
全体的な姿勢の変化として、下半身のバランスが崩れ、姿勢が影響を受けることがあります。例えば、腰の前弯(前かがみ)姿勢後弯(反り腰)や足の内旋(内側に向ける)、外旋(外側に向ける)姿勢が見られることがありそれによる腰痛の発症などもあります。

O脚・X脚の改善方法

O脚・X脚の改善としては大腿や腰回りの筋力をつける方法がまず挙げられます。筋力バランスの不良により身体の使い方が崩れ偏っていることが多いのでそこを修正する目的で行います。また、柔軟性などを失って固まって伸びる・縮むの本来の筋肉の機能が出来ていない状況の場合もあり、この状況ですとストレッチなどを行って現状の改善を図っていく必要もあります。あと装具などを使う場合もあります。具体的にはインソールやサポーターで、実際に動く時の補助を入れることで身体のバランスを修正して関節や筋肉にかかる負荷を出来るだけ下げて痛みを出にくくして、正しい動きをさせることを意識して、未然に防ぐように努めるなどもあります。重度の場合は手術療法で治す手法しかなくなってしまうためそうなる前に対策を講じる必要があります。

O脚・X脚の改善に効果的な当院の施術メニューは?

板橋本町接骨院整体院では、まず問診で場合分けをして、重度であるかそうでないかを聴き取りと実際に動作を見て判断します。施術可能なレベルであると思われる場合は、マッサージで筋肉を出来る限り緩めまず動かしやすい環境を整えます。次にストレッチで筋肉が本来動かせる可動域と柔軟性を取り戻すことができるように努め、本来の機能を取り戻すことを目指していきます。加えて姿勢の不良を併発している方が多くいらっしゃるので、骨格矯正の治療を合わせて行うことで歪みのある部分を整えてバランスの不良と負荷が偏って掛かる部分を出来るだけ取り除いて骨格を整えて痛みをでにくくする、また発症してはいないが恐れがある方などに関しては予防していきます。最後に、正しく負荷がかけられるようになり整えた姿勢を保てるように筋肉をつける楽トレの施術を継続的に行いお身体の状況を保てるように治療していきます。

施術を受けるとどう楽になるのか

O脚・X脚に関しては、筋肉的な問題で発症することも多く、ストレッチやマッサージで発症してない方に関しては予防することにも繋がります。また現在軽度の状態であれば筋肉と関節の可動を改善することができるので、症状そのものを改善をかけることができます。重くなってきて変形などがある場合は完全な良化は望むことが難しくなります。ただ治療を行うことで部分的に改善されることは望めますし、現状よりも悪化することを予防することも望めます。

改善するために必要な施術頻度は?

O脚・X脚の改善には症状や状態にもよりますが時間がかかることが大前提です。痛みだけ何とかしたいのであれば個人差はありすが早期に改善される方もいます。現状の良化改善を目指すのであれば最低でも週1回、特に痛みを強く感じる方であれば2~3回施術を行う必要となります。なかなか時間を作るのが困難でも月3回以上のペースは必要です。お身体は小さい細胞の集まりです。そのため短期間ではお身体は実質的には変わりません。例えば、1日で腹筋を1万回行ったとしてもお腹が急にばきばきに割れることはありません。なぜなら筋肉の細胞は1日では生まれ変わらないからです。期間をかけることでお身体は徐々に変化します。同じ回数でも1日に1万回行うよりも、1000回の腹筋を10日間に分けて行う方がお身体を変えるには効果的です。施術も一緒です。一回でも効果はありますが、定着するには時間がかかります。筋トレやダイエット、柔軟のように徐々にお身体を変えていくもののため頻度としては週1~3回が効果的です。早く改善したい場合はペースを上げられれば効果的です。当院では人それぞれの生活スタイルに合わせて通院ペースや通院プランもご用意しておりますので板橋本町駅や板橋区役所前駅などお近くに住まいの方是非ご相談下さい。