- 仕事の負担が増えてくると頭が痛くなってくる
- 雨が降る前後、気圧の変化により頭が痛くなる
- 光や刺激に対して敏感になる
- 頭の片側が痛い
- 目の奥が痛い
- 寝起きで頭が痛い
- ずきんずきんと頭が痛い
- 薬を飲んでもおさまらない頭痛
日本では頭痛持ちだと自覚している人の割合が3人に1人とデータが出ています。日々のデスクワークやスマホの見過ぎやストレスなど日々の負担によって頭痛を感じている方はとても大勢いらっしゃいます。ドラッグストアに行くと、頭痛薬が必ず店頭に置いてあります。そして頭痛薬が売り上げの上位を占めているほどです。頭痛は日本の”国民病”と言っても過言ではない時代になってきていると思われます。
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頭痛に対する当院の考え
頭痛には種類がありますが、当院に来られる方々の種類は多き分けて2つになります。それは「片頭痛」と「緊張型頭痛」になります。「片頭痛」とは何らかの理由で脳内の血管が拡張した際にずきずきと痛むものになります。脳の血管が拡張することで、周囲の神経を刺激して、さらに炎症物質が血管を拡張して「片頭痛」を強くします。主に目やこめかみのあたりから数時間から数日続くこともあります。寝過ぎや寝不足、女性ホルモンの乱れ、疲れ、光や音などの強い刺激などが片頭痛の誘因とされています。
一方「緊張型頭痛」は頭から首、肩回りにかけての筋肉の緊張により頭に血流が流れていかなくなることで発生するものになります。ストレスや、首肩の緊張、寝不足、デスクワーク、スマホ、姿勢不良などにより首肩周りの筋肉が使われ、緊張すると発症しやすくなります。 -
頭痛を放っておくとどうなるのか
頭痛は軽く捉えられていましたが近年”国民病”と言われるほど増えているため、症状も悪化しています。日常生活に支障をきたすだけでなく、場合によっては命の危険が潜んでいる場合もあります。そのため軽んじることができない症状のひとつです。誰しもが経験したことあるもののため、危機を感じにくいものですが、脳付近の症状の為、最悪の場合髄膜炎、脳腫瘍、くも膜下出血、硬膜下血腫など命を脅かす場合もあります。当たり前のように頭痛を日々感じている方がいれば早急に改善した方がよいです。単に月に数回程度であった方でも、悪化することで週に1回、週に2,3回、ほぼ毎日、と徐々に頭痛の頻度が増えてくるケースも当院に来られる方の実際のお声では非常に多いです。薬を服用していても、次第に薬も効かなくなってしまうケース。頭痛外来に行くが、そこでも効かない薬を出されて、なすすべがなくなってしまう。そういった方も多く見ております。事前対応が必須です。
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頭痛の改善方法
自分でできる改善方法として「片頭痛」の方は、まずは規則正しい生活を心がけましょう。血管が広がる原因の多くはストレスによる自律神経の乱れがあります。寝不足や乱れた生活習慣は身体的ストレスとなります。また、チョコレートやハム、チーズやワインを食した際に発症する方は避けた方が良いでしょう。血管拡張を助長する食べ物もあるため、食生活も気を配る必要があります。光や大きな刺激も体には良くないです。暗い部屋で安静にする、大きな物音に気を付ける。痛みのある患部に冷えたタオルなどを当てる、カフェインを摂取する等の対策では血管を収縮させる作用があるため症状を抑えるのに効果的です。
また、「緊張型頭痛」の方は血流障害によるもののため首肩周りの血流をよくする習慣が必要です。特に首肩周りの筋緊張が強い方がほとんどですので、首や肩のストレッチ、肩関節を意識した運動などがセルフケアとして挙げられます。単に首肩こりから併発している方も多いので自分で健康器具を使用して筋肉をほぐす行動も一時的には緩和させることができると思います。 -
頭痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
セルフケアで治れば良いですが、頭痛が出ている時点で根本的な原因が悪い状態でくせづいているケースがほとんどです。自律神経の乱れや、筋肉の緊張を緩和させる。姿勢不良の改など自分では施しがない場合が多いです。当院ではそういった方を多く施術させて頂いております。筋肉の緊張に対しては、特に硬くなっている筋肉へ重点的にアプローチするドライヘッドマッサージ、肩甲骨はがし、姿勢ストレッチ矯正などがあります。姿勢不良に対してであれば骨格矯正や姿勢ストレッチ矯正も効果的です。特にPC作業やスマホを触る機会が増え、姿勢不良となっている方が多く、姿勢が原因になっているケースは多いです。当院では患者様のお身体の状態をしっかりと見させて頂き、会話して相談のうえ施術内容・計画を立てていきます。
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改善するための施術頻度は?
頭痛に関しては初め、効果を感じられやすいと思います。血流障害によるものですので一度の施術で血流量は大きく変わる為直後から変化を感じて頂きやすいです。ただ、変化が出るのは早いですが、出ない状態にまで持って行くのには時間がかかってきます。お身体は小さい細胞の集まりです。そのため短期間ではお身体は実質的には変わりません。例えば、1日で腹筋を1万回行ったとしてもお腹が急にばきばきに割れることはありません。なぜなら筋肉の細胞は1日では生まれ変わらないからです。期間をかけることでお身体は徐々に変化します。1日に1万回行うよりも、1000回の腹筋を10日間に分けて行う方がお身体を変えるには効果的です。施術も一緒です。一回でも効果はありますが、定着するには時間がかかります。筋トレや柔軟のように徐々にお身体を変えていくもののため頻度としては週1~3回が効果的です。早く改善したい場合はペースを上げられれば効果的です。当院では人それぞれの生活スタイルに合わせて通院ペースや通院プランもご用意しておりますので安心してご相談下さい。