Q.急に腰が痛くなったらどうすればいい?
A.普段から腰に負担がかかる事が多い場合は安静にした方がいいです。
しかし安静にし過ぎるとかえって回復を遅らせる事もあるので日常生活は無理のない範囲でいつも通りの生活を行うようにしましょう。
その際コルセットなどを着けた方が楽な場合は使用して頂いて大丈夫です。
ギックリ腰のような強い痛みや痺れなど神経系の症状が出ている場合は我慢せず早めの受診をおすすめします。
Q.整骨院に行く前に整形外科を受診した方がいい?
A.基本的には先に整形外科を受診する必要はありません。
しかし先にレントゲンやMRIなど病院で検査を受けた方がいい場合もあります。
転倒したり高い所から落ちたりした後に腰痛が発症した場合は骨折など骨に異常があるケースもあるので一度病院で検査した方がいいです。
またお尻から足にかけて強い痛みや痺れが出ている場合も椎間板ヘルニアなどの恐れがあるので病院で検査を受けた方がいいです。
ただ整形外科では十分に治療してもらえなかったというお声も多く頂きます。
原因を知るという意味では整形外科の受診をおすすめしますが治療して治すという意味では整骨院で施術を受けることをおすすめします。
Q.腰が痛い時は温めるのと冷やすのどちらがいい?
A.ギックリ腰を発症した直後やスポーツや肉体労働をした後は炎症反応が強く出ている場合が多いので基本的には冷やした方がいいです。
慢性的な腰痛や腰が重だるいという場合は疲労物質が血管を圧迫し血液循環を悪くしたり末梢神経を傷つけ痛みやだるさなどの症状を引き起こしています。
血行不良になると筋肉に十分な酸素や栄養がよりものが多いので基本的には温めましょう。
Q.腰痛があってもスポーツしてもいい?
A.基本的にプレー中やプレー後に症状がひどくならないならやって大丈夫です。
プレー中やプレー後に症状がひどくなる場合は筋肉や関節、椎間板などが傷んでいる可能性があるので注意が必要です。
心配であれば整骨院や整形外科に行って一度身体の状態を診てもらうことをおすすめします。
Q.病院で色々検査をしても異常無しと診断されるが腰痛がある場合はどうしたらいい?
A.レントゲンやMRIなどの画像診断では骨や神経の状態を診ています。
画像診断で異常が無い場合は関節の動きの悪さや筋肉の緊張など機能的な問題が痛みの原因となっている可能性が高いです。
その場合は整骨院での施術で改善が見られるケースが多いです。
放ったらかしにしているといずれ画像診断では異常が出るような大きなトラブルに繋がりかねないので早めに施術を行うことをおすすめします。
Q.慢性的な腰痛でやる気が起きず気分が沈んでしまうのはなぜ?
A.痛みと精神的な要素には密接な関係があります。
痛みを感じる神経は脳の精神状態を司る部分と繋がっているため痛みが長く続けば精神的な異常も起こります。
逆に精神的に落ち込むと痛みが増悪することもあります。
慢性的な腰痛持ちの場合は精神的なケアもお悩みの改善には必要な要素となってきます。
Q.天気が悪いと痛みが増すのはなぜ?
A.気温や湿度、気圧の変化は自律神経や分泌物などが乱れ痛みや体調不良を引き起こすと言われます。
雨が降ると古傷が疼いたり頭痛が出るのもこのためです。
対策としては生活習慣を正しなるべく冷暖房をつけず環境の変化に身体を慣れさせておくことで自律神経を鍛えるようにしておきましょう。
Q.肥満の人は腰痛になりやすい?
A.体重が重いと腰への負担は大きくなるので腰痛のリスクは上がります。
それだけでなく肥満になることで姿勢も悪くなりやすくさらに腰への負担を助長します。
妊婦の方に腰痛が出やすいのも単に赤ちゃんの重みが負担になっているだけでなくお腹が大きくなった影響で骨盤が前傾し反り腰の状態になってしまうため腰にかかる負担が大きくなってしまうためです。
Q.痛み止めの薬は飲んだ方がいい?
A.強い痛みが出ているなら痛み止めを飲むこと自体は問題ありません。
ただ痛み止めを飲めば腰痛が治る訳ではありません。
根本的な改善には腰に負担がかかっている原因に対してのアプローチが必要ですので整骨院などで施術を行い痛みの出ない身体を作ることが 重要です。
Q.腰痛は自分で治せる?
A.軽度な腰痛であればストレッチや運動、生活習慣の見直しなどのセルフケアで治る場合もあります。
しかし多くの方は再発や慢性化を起こしています。
セルフケアを行うことはとても大事なことですがそれだけでは筋肉や関節、骨などが悪い状態へ進行していき重症化や難治性の腰痛へと発展する可能性があります。
腰痛でお悩みでしたら今の状態を知るという意味でも整骨院や整形外科などを受診して頂くことをおすすめします。
Q.腰痛にストレッチは効果がある?
A.伸ばす筋肉や方向、適切な強度で行えば効果はあります。
しかし注意すべき点もいくつかあります。
硬い筋肉を一気に伸ばそうとして最初から強度を上げすぎると筋肉の繊維を傷めたり炎症を起こして余計に痛くなることもあります。
伸ばして気持ちいいくらいの強度で行うようにしましょう。
またギックリ腰などの急性腰痛を発症した直後もストレッチを行うと痛みを増幅させてしまいます。
ある程度日常生活でも支障が出ないくらいまで痛みが落ち着いてからストレッチを始めるようにしましょう。
Q.腰痛と同時に発熱するのはなぜ?
A.腰痛で発熱することはほとんどありません。
しかし自己免疫疾患や細菌・ウイルスの感染症などで発熱することがあります。
具体的な疾患としてはリウマチ、悪性腫瘍、化膿性椎間板炎、尿路感染症などが挙げられます。
腰痛と発熱が同時に起こる原因は様々ですが重篤な疾患になっている可能性もあるので早めに病院で検査を行うことをおすすめします。