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こんなお悩みはありませんか?

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ズキズキとした拍動性の痛みが繰り返し起こったり、こめかみから目の辺りが発作的に痛み、そしてその痛みが片側や両側から痛むことはありませんか?

その痛みが出ている時に光や音、匂いに敏感になり吐いてしまうことはありませんか?

その痛みは数時間から長いと数週間続きませんか?

月に1~2回や、多いと週に1~2回の頻度で起こり、一度痛み出すと寝込んでしまったり仕事に行けなくなってしまったりすることはありませんか?

片頭痛で知っておくべきこと

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片頭痛は「一次性頭痛」と呼ばれています。一方で、身体に何らかの原因があって引き起こされる「二次性頭痛」もあります。片頭痛と二次性頭痛の診断をしっかり受けることが大切です。

二次性頭痛には、くも膜下出血や脳動脈乖離などの脳疾患による頭痛のほか、緑内障のような目の病気や、副鼻腔炎などによって引き起こされる頭痛もあります。これらは片頭痛と似た痛みが出ることがありますが、鑑別が必要です。

片頭痛は発作が起こると、数時間から24時間ほど頭痛が続き、睡眠で軽減する傾向があります。また、空腹や運動、ストレス、食物(チョコレート、ナッツ、ワインなど)などが誘発因子となることがあります。

症状の現れ方は?

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片頭痛の症状は、発作的にひどい頭痛が現れ、数時間から2〜3日続くことがあります。

「典型的片頭痛」では、頭痛に先立つ症状として目がチカチカしたり、ギザギザした光が見えることがあり、閃輝暗点を伴うこともあります。その後、片側または両側がズキンズキンと激しく痛み、吐き気を伴うこともあります。

また、頭痛の最中に体を動かすなどして頭の位置を変えると、痛みが悪化することがあります。これも片頭痛特有の症状です。

典型的片頭痛のほかに、前触れがなく頭全体が痛む「普通型片頭痛」もあります。気圧の変化や浴槽内での脳脊髄液の膨張によって発現する痛みも、片頭痛の特有の症状です。

その他の原因は?

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「片頭痛」では、頭痛発作が始まる前に、閃輝暗点と呼ばれる前兆が現れることがあります。ただし、この前兆はすべての人に起こるわけではありません。この前兆がある人は、目の前に「火花が散るような」または「ギザギザした歯車のような」光が見えたり、視界の一部がその光によって白く遮られたりする症状を訴えることが特徴的です。

「片頭痛」になる原因は明らかになっていませんが、いくつかの説があります。最も有力なのは、三叉神経が刺激されて起こるというものです。

何らかの原因で三叉神経が刺激を受けると、その刺激によりセロトニンなどの神経伝達物質が血液中に一気に放出されます。これにより脳血管は収縮しますが、その後、セロトニンは代謝して減少し、逆に脳血管が拡張し、周囲に炎症が起こります。同時に、拡張した血管が周りに張り巡らされた三叉神経を圧迫するため、動脈が脈打つたびに拍動性の痛みが起こります。

片頭痛を放置するとどうなる?

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片頭痛を放置してしまうと、約3割が慢性化して憎悪すると言われています。頭痛を放置する結果、脳が痛みを感じやすくなり、頻繁に頭痛を感じるようになることがあります。

また、片頭痛を長年放置してしまうと、加齢に伴い痛みが軽減しても、難治性の浮動性めまいや頭痛、頭重感、耳鳴りを発症することがあるとされています。

さらに、片頭痛は脳梗塞やアルツハイマー病などの認知症のリスクになることもデータとして示されています。そのため、片頭痛や頭痛を感じた場合、我慢することが最も良くないため、適切な治療を受けることをおすすめします。

当院の施術方法について

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当院では、鍼施術、ドライヘッド矯正、全身骨格矯正を特におすすめしています。

【鍼施術】
鍼が特定の経絡やツボに刺激を与えることで、血液の循環が促進されます。これにより、血液やリンパ液の流れが改善され、頭痛の軽減が期待できます。

また、鍼には自律神経のバランスを整える効果があります。自律神経には身体を活動させるために働く交感神経と、身体を休ませるために働く副交感神経の2つがあり、この2つのバランスの乱れから現れるさまざまな症状を軽減が期待できます。

【ドライヘッド矯正】
緊張性頭痛の方には効果が期待できますが、片頭痛の場合は血管の拡張を引き起こしてしまい、逆に痛みが悪化することがあります。しかし、その痛みは問題がある痛みではないため安心していただけます。片頭痛のストレス緩和のためにドライヘッド矯正は最適です。

【全身骨格矯正】
頭痛が起きるメカニズムの一つとして、骨格の歪みによる姿勢のバランスの乱れが挙げられます。猫背や骨盤の歪みなどが原因で頭痛が発生することが多いです。当院の全身骨格矯正では、頭痛の根本的な原因を取り除く施術となっています。

改善していく上でのポイント

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片頭痛を軽減していく上でのポイントをいくつか紹介します。

1207人を対象とした片頭痛の調査によると、片頭痛の誘因因子としてストレス(79.7%)、睡眠障害(49.8%)、夜更かし(32.0%)が挙げられており、特に睡眠やストレスが大きな影響を与えることがわかっています。

実際、睡眠不足や慢性的なストレスは片頭痛発作の頻度を高めることがあります。「ストレスをゼロにする」というのは難しいですが、十分な睡眠をとり、ストレスをためないように心がけることが大切です。また、片頭痛の原因となる、頭を支えている首から肩にかけての筋肉の緊張をやわらげることも重要です。

こうした体操では、後頸部(こうけいぶ)の筋群をほぐし、脳の痛みを調整する筋肉に良い刺激を与えることができ、片頭痛の予防が期待できます。

当院の施術法で効果が期待できるものは、ドライヘッド矯正と上半身のストレッチの2つです。これらは片頭痛に対して有効なアプローチとなります。