坐骨神経痛の改善報告
坐骨神経痛の改善報告
患者様の年代
40代
患者様の性別
女性
ご職業・生活スタイル
既婚でお子様が二人いらっしゃり、小学3年生と中学1年生です。共働きでフルタイムの立ち仕事と事務仕事をされており、通勤時は片道約20分の運転をされています。
症状の発生時期・きっかけ
もともと立ちっぱなしの作業が多く、腰や背中の張り感を感じる状態が続いていました。仕事ではほぼ立ち仕事が中心で、自宅でも台所作業や洗濯、掃除などがあり、ゆっくり腰を落ち着ける時間が少ない生活でした。慢性的な重だるさや背中全体の硬さが当たり前になっており、疲労が重なると痛みを感じることもあったそうです。そのような状態が重なり、忙しさがピークだった約1週間前の夕方に、腰やお尻、足の付け根あたりに重さと痛みを強く感じるようになり、気になって来院されました。
日常で何ができなくて困っていたか?
普段は問題なく行えていた動作に、常に痛みやしびれが伴い、つらさを感じていました。長時間の立ち作業は約30分ほどで負担を感じるようになり、座っている場合でも次第にだるさを感じていました。横になっている以外で楽に感じられる時間が少なく、その状態が積み重なり、負担となっていました。また、重い物や段ボールなどを持ち上げる際にしゃがむ動作や立ち上がる動作がスムーズに行えず、不便さを感じていました。
どのような施術を行ったか?
まずは基本となる手技による指圧施術を行い、身体全体の状態や筋肉の硬さ、張り感など、施術に必要な箇所を確認しました。続いて、全身の血流や循環を促す目的で電気施術を行いました。強い負荷をかけるのではなく、筋肉の緊張を和らげ、リラックスを促すことを目的としています。さらに、腰や背中、骨盤周りで硬くなった筋肉を動かしやすくする目的でストレッチを行いました。最後に、筋肉へ余計な負担がかかりやすい姿勢を整えるため、骨格矯正の施術を行い、一連の施術を終了しました。
施術のポイント・解説
お身体の状態や生活習慣を確認したところ、やや運動不足の傾向があり、ご本人もその点を自覚されていました。日常的にストレッチを行う時間や余裕が少ないことから、指圧施術をベースに筋肉の緊張を和らげる必要があると判断し、電気施術とストレッチを選択しました。また、全身をリラックスさせ、自律神経のバランスを整えることが期待される鍼施術も提案しましたが、ご希望されなかったため実施していません。その後、筋肉の緊張がある程度軽減した段階で、骨格を整える矯正施術を行いました。運動不足に加え、猫背や巻き肩、円背気味の姿勢が見られたため、内容や必要性を丁寧に説明した上で施術を行いました。
通院頻度・期間の目安
すべての施術メニューを継続することが難しかったため、ストレッチと骨格矯正の施術に内容を絞って継続することになりました。毎日の来院でなくても、週2回、可能であれば週3回の来院を提案しました。特に初期は継続して来院していただくことを重視しています。運動習慣が少なかった方にとって、最初の1〜2週間は負担を感じやすいため、その点についても丁寧に説明しました。通院期間の目安は、1か月〜3か月程度としています。
施術後の変化・現在の状態
最初の1〜2週間は、硬くなっていた筋肉を押したり伸ばしたりする刺激に慣れることを優先し、負担が出ないよう配慮しながら、少しずつ緩めていきました。次第に筋肉に弾力が戻り、施術後には「強張っていた腰や足が楽に感じる」と、変化を実感されるようになりました。姿勢については長年の癖もあるため時間が必要ですが、「良い姿勢の方が体調が良い気がする」と感じられるようになり、現在も継続して通院されています。
患者様からの喜びの声
最初は来院の時間を確保することが大変だったものの、1週間、2週間、1か月と通院を重ねる中で、続いていた痛みやだるさ、身体の硬さに変化を感じるようになったそうです。「来院すると楽に感じる」と思えるようになり、前向きに通院しようという気持ちに変化したとのことでした。姿勢については引き続き意識が必要ですが、「良い姿勢を意識した方が楽に感じる」と、身体への意識にも少しずつ変化が出てきているとお話しされていました。
担当者からの結び・アドバイス
初めての来院や新しい行動には、不安や勇気が必要になることが多いものです。ご予約を取り、実際に来院されたこと自体が、ご自身の身体と向き合う一歩になったといえます。その後の相性や感じ方には個人差がありますが、一度立ち止まり、今の身体や生活習慣を見直すことが、状況を見つめ直すきっかけになる場合があります。まずは無理のない範囲で、できることや情報収集から始め、普段とは少し違う行動を意識してみてください。






