長時間の歩行で痛みが出る
片足に体重が掛けられない
しゃがむことが出来ない
股関節の可動域が狭い
臀部や足の向きがおかしい

変形性股関節症に対する当院の考え

まず静止時及び動作時の鼠径部・臀部・大腿外側・膝の痛みが目立って出てきます。また、患側の足に体重をかけることが難しく、日常動作における、靴下を履く・足の爪を切る・その場にしゃがむ・和式トイレを利用する・正座をするなどの行為に制限がかかる、できなくなるということがあります。また長時間の歩行などの運動制限も同時に起こることが多いとされます。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症を放置していると、歩行が困難になる、可動域の制限が掛かり日常動作における曲げる伸ばすができなくなり結果として動くことが出来ない、寝たきりのような状態になる恐れまであります。

変形性股関節症の改善方法

保存療法と手術療法が挙げられます。

保存療法
保存療法ですと体重管理、運動療法、物理療法、薬物療法があげられます。

体重管理:股関節にかかる負荷量を減らすことで痛みの出るリスクと実際の痛みの強さを緩和させるのを目的として体重を減少させるのが重要になってきます。

運動療法:可動域の維持向上、筋力の強化を目的として行います。痛みがあるので動かさない状況を続けてしまうと筋肉が硬直し可動域が減少していきます。なので痛みのでない範囲〜痛みの我慢できる範囲で動かしておく事での維持、動かし続けることでの向上を目指します。また、痛みのある関節の負担を軽くするために周りの筋肉を強化することで痛みや悪化するリスクを減らす事ができます。

物理療法:主にマッサージやストレッチが有効手段となります。股関節周りの筋肉が硬直、固縮した状態ですとそもそも動かすことが難しくなってしまうためその筋肉がまず動かしやすい環境を整える事が必要になります。マッサージやストレッチで基本的な動きをつけ、そのうえで他の選択肢を追加するというのが理想になります。

薬物療法:一時的に痛みを下げる方法としては最も有効で、鎮痛剤を打つことで痛みを一旦和らげ、その中で他の治療を組み合わせていくことで関節及び筋肉の状態を良化させていくことを目指します。

手術療法
保存療法でどうしても痛みが引かない等の場合は選択肢として入ってきます。手術療法ですと骨切り手術や人工関節を入れるという選択肢があります

変形性股関節症の改善に効果的な当院の施術メニューは?

変形性股関節症の症状として腰、臀部、大腿部の筋肉と股関節、膝関節の関節のダメージを回復するのが大切になります。
当院で勧める施術としては矯正治療、骨盤リリース、筋膜ストレッチになります。
矯正治療に関しては骨を正しい位置に戻すことでできるだけお身体に対して正しい動きができるようにします。
骨盤リリースに関しては股関節を実際に動かす、支持する筋肉に対しての施術になり動作における違和感や引っ掛かり、動作制限などを解消できるようにします。
筋膜ストレッチに関しては動かしたうえでの筋肉の張りを解消して足そのものの疲れを取ることを目的として動きやすい・動かしやすい状態を作ることを目指します。

施術を受けるとどう楽になるのか

腰・臀部・大腿を集中的に治療を行うので股関節周囲の筋肉の硬さ、股関節そのものの可動域の拡大にアプローチをかけていき状態の改善を測っていきます。
長時間の歩行や歩幅の改善、左右の不均衡な疲れの解消に期待でき、左右のバランスを整えることで筋肉自体が使いやすくなることによる問題の解消も同時に望むことが出来ます。

改善するために必要な施術頻度は?

稼働時・歩行時・荷重時の痛みがある、明確な痛みや動かそうとしたときにロックがかかるという症状が出ている時は出来るだけ間隔を開けず、目安週に2~3回の通院することをお勧めしています。痛みが和らいで動かすことが出来てきた、明確に動かせない範囲がなくなってきた状況になってくると少しずつ間隔をあけていき週1~10日に1回くらいで通院を続けていくことを勧めております。