整骨院と整体院の違い
整骨院と整体院の違いとは?

国家資格を持っているのはどちらなのか
施術内容にどの程度の違いがあるのか
健康保険が使えるのはどちらなのか
痛みがある場合はどちらへ行くべきなのか
通院頻度や費用に違いがあるのか
国家資格の有無について

国家資格である柔道整復師が在籍している施術所が整骨院です。骨折や脱臼、捻挫などの急性の外傷に対して、医師の指示がなくても応急的な施術を行うことができます。また、整骨院の名称で開業する場合は、柔道整復師の資格が必須です。整骨院では、骨折や打撲、脱臼など、日常生活や運動中に負った外傷に対して、外科的な施術は行わず、手技や物理療法などで対応します。
一方、整体院には国家資格は必要ありません。民間資格は多数存在しており、これらの資格を取得することで、他の整体師と差別化を図ることが可能です。資格は各種協会やスクールで認定されており、通信教育や1か月から6か月間の短期コースで学ぶこともできます。
受けられる施術内容

整骨院では、骨折、脱臼、捻挫などの怪我や身体の不調に対する施術を専門としています。施術は柔道整復師が行い、保険適用が可能な場合が多いです。手技療法や電気療法を用いて、痛みの軽減や早期回復を目指し、必要に応じて骨盤矯正も行います。また、スポーツによる怪我や日常生活での身体の負担を軽減するための予防ケアも提供しています。
一方、整体院では、カイロプラクティックやマッサージなどの手技を用いて、関節の可動域や筋肉のこりの軽減、リラックス効果が期待できる施術を行います。骨盤矯正や筋膜調整などにより、身体のバランスを整え、姿勢の改善も期待できます。
保険適用の有無について

保険が適用されるのは、挫傷、打撲、捻挫、骨折、ぎっくり腰など、急性の怪我や痛みに対する施術で、症状の軽減が期待できるものが対象となります。骨折や脱臼については、応急処置を除き医師の同意が必要です。挫傷、捻挫、打撲に関しては医師の同意は不要ですが、施術が3か月以上にわたる場合は、その理由を文書で提出する必要があります。そのため、医療機関で別の疾患がないか確認することが推奨されます。
一方で、慢性的な症状には保険は適用されません。慢性的な肩こりや腰痛、加齢に伴う痛み、疲労などを理由に受けるマッサージや、過去の事故が原因の症状についてはすべて自己負担となります。また、病院で治療を受けている同じ症状に関しては、整骨院での施術も全額自己負担となります。
整骨院はどんな時に行けばよいのか?

・野球の試合中に捻挫をした
・転んだときに手をついて捻挫をした
・足をぶつけた
・バレーボールで遊んでいて突き指をした
このような症状が起きた際には、整骨院の受診がおすすめです。
整骨院では、捻挫、打撲、肉離れ、骨折、脱臼など、原因がはっきりしている症状に対しては、健康保険を使って施術を受けることができます。また、肩こりや腰痛など原因がはっきりしない慢性的な症状に対しても施術が可能です。慢性症状の施術は、整体やもみほぐしと同様に自費診療となりますが、施術前のカウンセリングで外傷が原因であったケースも少なくありません。
整骨院の特徴として、痛みのある部分だけでなく、身体の歪みや癖といった不調の根本的な原因にもアプローチできることが期待できます。症状の再発を防ぎたい方や、定期的な身体のメンテナンスを希望される方にも、整骨院の利用はおすすめです。
当院をおすすめする理由

当院では、国家資格を有した筋肉と骨のプロの施術者が対応いたします。
初めてご来院いただいた際には、カウンセリングの段階でお身体の状態やお悩みをしっかりと伺います。保険適用の施術メニューに加え、多数のオーダーメイド施術もご用意しており、患者様の症状に合わせた施術メニューをご提案し、今後の施術計画を立ててまいります。
また、むち打ちなど交通事故による怪我にも対応しております。交通事故の症状を放置すると、当初は首や肩の軽い症状であっても、時間が経つにつれて手のしびれ、頭痛、腰痛など様々な症状が現れることがあります。放置することで症状が慢性的になり、長期間続いたり後遺症が出る可能性もあります。身体の不調を感じた場合は、受傷後3日以内の受診をおすすめいたします。






