悩みタイトル

整骨院と整体院の違いとは?

整骨院と整体院の違い_イメージ1

国家資格を持っているのはどちらなのか
施術内容にどの程度の違いがあるのか
健康保険が使えるのはどちらなのか
痛みがある場合はどちらへ行くべきなのか
通院頻度や費用に違いがあるのか

国家資格の有無について

整骨院と整体院の違い_イメージ2

整骨院と整体院の違いは、保有する資格にあります。整骨院は、厚生労働省に認可された「柔道整復師」という国家資格を持つ者が開業できる施設です。一方、整体院は、その他の国家資格(理学療法士など)を持つ方や無資格の方によって開設される場合があります。

厳密に言えば、柔道整復師の国家資格を持つ方でも整体の施術を行うことがありますので、必ずしも「整体=無資格」というわけではありません。しかし、国家資格を保持し、その業として患者様に施術を提供している施設が整骨院・接骨院となります。

また、整骨院は法的なルールや規制も多いため、患者様一人ひとりの症状に合わせて適切な院を選ぶことが重要です。

受けられる施術内容

整骨院と整体院の違い_イメージ3

整骨院で受けられる施術内容
整骨院では、主に発生から1か月以内の骨折・打撲・脱臼・捻挫・挫傷などのケガに対して施術を行います。手技やストレッチ、電気を用いた施術などの医療行為に準じた施術も含まれる点が特徴です。ただし、一部のケガに関しては応急処置にとどまり、整形外科の受診を勧められる場合もあります。
整体院で受けられる施術内容
整体院では、主に身体のバランスを整え、筋肉や骨格のゆがみを軽減させる施術を行います。具体的には、骨盤や背骨の矯正、筋肉のストレッチやマッサージ、リラクゼーション効果を高める施術などがあります。
具体的な施術例

骨格・骨盤の矯正: ゆがみを修正し、姿勢の軽減が期待できる施術です。

筋肉のストレッチ・マッサージ: 筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。

筋膜調整: 筋膜の可動域を広げ、筋肉の柔軟性を高めます。

その他: 運動指導や姿勢改善のアドバイスなど、個別のサポートも行います。

保険適用の有無について

整骨院と整体院の違い_イメージ4

整骨院では、受傷の原因や施術内容によっては、各種健康保険が適用される場合があります。これは、柔道整復師という国家資格を持つ施術者が、外因性の骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷に対して、医療行為に準じた施術を行うことができるためです。

一方、整体院は国家資格が不要で、施術者は民間資格や独自の理論に基づいて施術を行います。そのため、健康保険は適用されず、すべて自費診療となります。要するに、整骨院は保険が適用される可能性がありますが、整体院は保険適用外となります。

料金や施術内容は院によって異なりますので、ご来院を検討される際には、事前に確認されることをおすすめいたします。

整骨院はどんな時に行けばよいのか?

整骨院と整体院の違い_イメージ5

整骨院は、主に急性のケガや筋肉・関節に不調が出たときに来院されるのが適しています。たとえば、スポーツや日常生活で足をひねったりぶつけたりした場合、また起き上がった際のぎっくり腰や寝違えなど、筋肉を痛めた際の痛みの軽減が期待できる場合に適しています。

また、自賠責保険も適用されるため、交通事故後のむち打ちや挫傷などの施術も当院で対応可能です。注意点として、慢性的な症状のみの場合は、健康保険が適用されないケースがあります。

つまり、急に痛みが出たときや外傷の疑いがある場合には、整骨院での施術が有効です。ただし、診断を行うことはできませんので、整形外科などと連携しながら施術を受けることが大切です。

当院をおすすめする理由

整骨院と整体院の違い_イメージ6

当院をおすすめする理由といたしましては、急性の痛みがある患者様に関しては、診察結果に応じて健康保険を適用し、お身体の軽減が期待できる施術を受けていただける点です。さらに、整体としての自由診療メニューも豊富に用意しており、患者様のお身体に最も合った施術を提供することが可能です。眼精疲労や慢性的な肩こりなどにもアプローチしています。

急性期の症状だけではなく、患者様一人ひとりのお仕事や生活背景などを丁寧にヒアリングし、お身体の不調の原因を見つけながら施術を行います。整骨院での急性の痛みに対する施術と、整体での慢性的な症状に対する施術を組み合わせてトータルでお身体を整えることが、当院の強みと考えております。