- ずっと肩や首が痛い、もしくはこるようになってきた
- 背中がずっと痛い
- 肩から腕先にかけての痛みや痺れがある
- 腰がずっと痛い
- お尻から足にかけて痛みや痺れがある
- 手足をさわると布を一枚かぶせているような感覚の違和感がある、力が入らない
- くしゃみや咳をすると首や腰が痛い
これらのような症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?もしかするとそれは”椎間板ヘルニア”という脊椎の疾患の可能性があります。近年、背骨にかかる負担は増えてきているため、スポーツやお仕事中、家事育児によりこのような症状を抱えている方が多くいらっしゃいます。
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ヘルニアに対する当院の考え
まず”ヘルニア”とは、 【身体の中の一部があるべき場所から出てきてしまった状態】を言います。 よく知られている「脱腸」も、多くの場合は、鼠径ヘルニア」と呼ばれる病気です。そして、”椎間板ヘルニア”とは、【椎間板の中の髄核が飛び出してしまった状態】を言います。詳しく説明しますと、背骨はひとつひとつの骨が積み木の様に積み重なって形成されています。これが骨だけで形成されて積みあがってしまうと、骨と骨がぶつかりすり減ってしまったり、骨は硬いのでクッション性がなく地面からの衝撃が直で負担となってしまいます。そのためクッションの役目をはたす構造として骨と骨の間にはそれぞれ”椎間板”という軟部組織が存在します。骨よりも柔軟性があるため骨の動きに柔軟性を出したり、地面からの衝撃を吸収する役目を果たします。陸上競技場や体操競技で見られるクッション性のある柔らかい床で身体への衝撃を軽減させるのと同じような役目です。この椎間板が押しつぶされて中から髄核というものが外へ脱出すると神経に触れて症状を起こします。卵の黄身が割れると外へ広がり脱出してしまうとの同じようなイメージです。
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ヘルニアを放っておくとどうなるのか
ヘルニアの初期症状は痛みです。そのためヘルニアだと気づかない人がほとんどです。「少しすればよくなるかな」「いつもの痛みだから我慢しよう」「まあ、大丈夫かな」問題意識を持たない方がほとんどです。しかし、その状態を放置しておくと今後の私生活においてかなり危険な状態になってしまうケースもあります。腰椎ヘルニアの場合は身体を前後に倒した際の動作時痛やお尻から足にかけての全体的な痺れ、坐骨神経痛症状、足先の痺れだるさ脱力感、脱力感、筋の萎縮、筋力低下や感覚の鈍さなどの感覚障害を引き起こします。
頚椎ヘルニアの場合は首や後頭部周辺の痛み、頭痛、眼精疲労、めまい、ふらつき、耳鳴りなどに移行します。ヘルニアがさらに進行してくると、足のつっぱりや運動神経障害による歩行困難、少しの動作で尿のが漏れる排尿・排便障害・膀胱直腸障害などがあります。ヘルニアの症状になる方は発生すると痛みに耐えきれず家でずっと動くことができない状態になるという方も大変多いです。最悪手術が必要なケースも少なくはないです。また、発症した後はヘルニアの症状と一生付き合っていかないといけません。 -
当院のヘルニアに対する施術とは
椎間板ヘルニアに対しては早急に取るべき対策を取る必要があります。自身での脊椎のストレッチや運動、牽引療法で負担を軽減すると言われていますが多くは一時的な軽減になり椎間板の圧迫自体を取り除くのは難しいです。私たちの日常での姿勢の悪さや、オーバーユース(使い過ぎ動作)インナー低下、運動不足、柔軟性低下などにより背骨は歪み、椎間板を圧迫した結果がヘルニアとなります。ですので圧迫を取り除くためのアプローチを行えばよいのです。背骨本来であれば骨格矯正や姿勢ストレッチ矯正、柔軟性の低下による椎体への負担であれば骨盤リリースや筋膜ストレッチ、インナーの低下による椎体への負担であれば寝ながらインナーマッスルを鍛える医療機器によるものなど、症状に応じて様々な施術を当院では行います。症状や状態によっても内容は変わりますのでしっかりとお身体を診させて頂き、今必要な事は何かを見極め、お客様ご本人としっかりと会話して相談しながら施術・計画を進めて参ります。ヘルニアの悪化した様子を多数見させて頂き、手術適応となる前に事前対策で改善していくのが最も良いと考えています。
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その施術を受けると
どう軽減するのか実際に当院の施術を受けることで症状が良くなったというお声を多数頂いております。背骨に対しての骨格矯正であれば、椎間板を圧迫している要因を全体的に見て、ずれを調整していきます。骨盤のずれ、脊椎のずれ、頚椎のずれ、必ずどこかアンバランスになっている傾向が強いです。直接患部への矯正は行いませんが全体のバランスを矯正によって整えて負担を軽減していきます。骨盤リリースであれば、腰の前傾(反り腰)によって椎間板が圧迫されているケースが強い方に有効です。骨盤が前に沿ってしまうには大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、腸腰筋の過緊張、殿筋、ハムストリングの筋力低下、インナーマッスルの低下など多くの筋肉的要因に対してアプローチして、骨盤の柔軟性を向上すると共に反りを改善して腰椎の負担を軽減します。インナーマッスルを鍛える医療機器では、ヘルニア以前に腰痛の方はおなかのインナーマッスルの低下が9割の方に見られます。インナーの低下は腰への負担を助長させます。痛みが引いたところで筋力がないと再度腰への負担がかかる生活が始まり、また痛みが再発します。そうならないように土台作りとして筋力を鍛え天然のコルセットを体につくります。他の施術でも症状に対して効果的にアプローチすることが可能です。
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施術頻度はどのくらいか
ヘルニアの改善には症状や状態によりますが時間がかかるのが大前提です。痛みだけ引かせたいのであれば人によっては早期に引く方もいますが、根本の原因を理解して、再度同じ症状を発症させない対策を打つことが最重要となります。初めは痛みの度合いが強いため、その方の生活リズムにもよりますが週に1回、多くて3回前後来られると改善に良いとされます。どうしても時間が取れない方であれば10日に1回、長くても2週間に1回のペースは必要です。お身体は小さい細胞の集まりです。そのため短期間ではお身体は実質的には変わりません。例えば、1日で腹筋を1万回行ったとしてもお腹が急にばきばきに割れることはありません。なぜなら筋肉の細胞は1日では生まれ変わらないからです。期間をかけることでお身体は徐々に変化します。1日に1万回行うよりも、1000回の腹筋を10日間に分けて行う方がお身体を変えるには効果的です。施術も一緒です。一回でも効果はありますが、定着するには時間がかかります。筋トレや柔軟のように徐々にお身体を変えていくもののため頻度としては週1~3回が効果的です。