寝違え｜西巣鴨駅前整体院

寝違えは画像診断などでは異常が見つからないのが一般的です。多くは睡眠中の不自然な姿勢が長く続いたために筋肉が血流不足に陥り一部分が硬くなってしまう、もしくは急に動かすことにより一部の筋繊維が損傷している状態、前日などにいつもはしない労働や運動をして、一部の筋肉が痙攣を起こしてる状態、首の後ろの関節の袋(関節包)が歪みなどの影響で炎症が起きている状態などが原因と考えられています。上肢の使い過ぎにより筋肉の痙攣を起こしている場合は一度お身体を安静にする事で痛みの軽減につながりますが、歪みなどの骨格の影響により痛みが出てる場合は何度も寝違えを繰り返してしまったり、放置すると将来的に頚椎ヘルニアや頚椎症神経根性に陥ってしまうため骨格の矯正など根本的な治療が必要です。また、人は人生の3分の1は寝ていると言われているため、定期的な寝具の見直しも推奨しております。

寝違えで筋肉を痛めている場所は大きく分けて2つあり、筋肉の表層部分(筋膜)と中心部のどちらかからなります。首を右に向けた時に左の首に痛みがでたら筋膜が傷ついてる可能性が高く、反対に右に向けた時に右の首に痛みがでたら中心部が傷ついてる可能性が高いと言われています。前者の方が治りにくく、痛みも強い傾向にあると言われています。寝違え＝ケガをしてる。なので患部は炎症しているため、動かしたり触ったりはせず数日は安静にしておきましょう。数日間で全く痛みが変わらない場合や、寝違えを何度も繰り返してる場合は筋肉ではなく、関節に問題がある可能性が高いため将来的に頚椎ヘルニアや頚椎症などに陥り上肢に痺れが出たり、首が痛くて動かせなくなり日常生活に支障をきたす可能性が高いです。

寝違いは筋肉性の炎症のもののため痛みが軽減するまである程度時間を要します。一般的に炎症が落ち着くのが２，３日、症状が軽減するのが１週間程度です。その間に自分でできることは首の軽度なストレッチです。異常収縮で緊張してしまった首の筋肉を少しづつ、伸ばしていきます。縮こまった筋肉を少しづつ引きはがすように伸ばしていくことで抹消への血液循環が行くようになり回復してきます。また、痛みが出ている筋肉を少しづつ伸ばしていくことが重要です。しかし、時には寝違いではない症状の物もあるため自身の判断だけで無理にセルフケアするのは危険なケースもあります。専門家に相談して治療してもらうのが一番です。

痛みの原因が使いすぎや血行不良など筋肉の場合は、鍼治療や電気など、人の手では届かない深部の筋肉にアプローチできる治療を行います。デスクワークや運動不足など姿勢不良から関節に負担がかかり、寝違えを起こしている場合は、骨格矯正や姿勢ストレッチ矯正などの治療を行います。また首肩から背中にかけての症状は日々のストレスからくる自律神経の影響も大きく受けるため、自律神経の乱れや、原因不明の痛みには自律神経に対してアプローチする治療を行います。当院ではまずお身体の状態を詳しくヒアリングし、検査と状態の説明をしてから、最適な治療のご提案をさせて頂きますので安心してご相談下さい。

症状に合わせて治療を実施します。施術後は筋肉の緊張が緩和され、痛みで動かなかった首が少しづつ動くようになります。回数と日を重ねることで徐々に元の動きを取り戻します。緊張が解けると同時に痛みも引いていきます。しかし、根本に頚椎の歪みや姿勢不良など、土台がずれていることによる寝違いの症状であれば、放置すればまた同じ症状、もしくはそれ以上の疾患を引き起こす危険性もあります。痛みを取るだけでなく、痛みのでない状態を作る施術、身体づくりが最も重要です。

お身体は小さい細胞の集まりです。そのため短期間ではお身体は実質的には変わりません。例えば、1日で腹筋を1万回行ったとしてもお腹が急にバキバキに割れることはありません。なぜなら筋肉の細胞は1日では生まれ変わらないからです。期間をかけることでお身体は徐々に変化します。1日に1万回行うよりも、1000回の腹筋を10日間に分けて行う方がお身体を変えるには効果的です。治療も一緒です。一回でも効果はありますが、定着するには時間がかかります。筋トレやダイエット、柔軟のように徐々にお身体を変えていくもののため頻度としては週1~3回が効果的です。早く改善したい場合はペースを上げられれば効果的です。当院では人それぞれの生活スタイルに合わせて通院ペースや通院プランもご用意しておりますので安心してご相談下さい。