ぎっくり腰
- 床の物を取ったり、立ったまま靴を履いたりできない
- 寝返りや姿勢を変えるときに痛む
- 痛みで座った姿勢から支えなしで立ち上がれない
- 寝起きに腰が痛みなかなか起き上がれない
- 長時間座っていたり、同じ姿勢でいたりするのが辛い
ぎっくり腰はなぜ起きるの?
不意に引き起こすぎっくり腰は、誰にでも起こり得る症状です。身体の要ともいえる腰を痛めてしまうと、日常生活の様々なところへ支障をきたしてしまいます。そのぎっくり腰の原因の多くは、腰への負担の蓄積による骨盤・骨格の歪みです。
例えば、長時間のデスクワークやスマホ操作も腰に負担をかける作業の1つです。長い間同じ姿勢でいたり、身体の重心よりも頭が前に出すぎたりすることで、腰を支えている組織に大きな負担がかかってしまいます。腰の周りの神経・筋肉の働き、血流の障がいが続き、運動不足・歩行不足などが重なると身体に疲労物質をたまりやすくしてしまいます。 結果、姿勢の歪みはいつまでも改善されずに疲労だけが蓄積され、ある日突然強烈な痛みが走りぎっくり腰を発症して動けなくなってしまったり、あるいはそれを繰り返す体へと変化してしまったりしてしまいます。
ぎっくり腰を放っておくと
ギックリ腰は骨の歪みや筋肉に原因がありますから、一時的に薬で痛みを抑えても、また再発します。原因を解決せずに無理して動いてしまうとさらに悪化し、坐骨神経痛を併発してしまうこともあります。
坐骨神経痛になるとお尻から足まで痛くなり歩行困難になったり、足がしびれで麻痺してしまったりといったことも起こり、日常生活が困難になる事もあります。
当院のぎっくり腰の治し方
当院では、まず時間をかけて問診します。その後、重心が左右どちらにかたよっているか検査し、骨格・関節・筋肉のチェックによって、根本原因を探します。
これは、患者様によってギックリ腰の症状が違うためです。動くと痛いのか、常に重だるいのか、温めると楽になるのか、季節によって痛み具合が違うのか。こういったことを身体を診てしっかり把握することによって、患者様の身体に負担を与えているトラブルをみつけだし、どのようなアプローチで改善を促すのか方針を決めます。
このように、患者様一人一人の原因をしっかり掴み、最適な治療をすることで、腰の筋肉にかかる負担が減っていきます。また、血流が改善して、疲労物質がスムーズに排出されるようになります。そうすると、痛みに悩まされることのない毎日が送れるようになっていかれる方が多いです。
当院では丁寧な問診と触診で正確な原因を掴み、それに合わせた治療をご提案します。痛みを一時的に取るのではなく、根本的に改善することで、腰痛が再発しない健康な身体へと導いていきます。
ギックリ腰の再発を繰り返している方は、患者様に寄り添う治療で定評がある当院にぜひご相談ください。
ぎっくり腰でよくある質問
Q、ぎっくり腰ってお風呂で温めてもいいの?
A、ダメです。
急性の腰痛は炎症がきつい状態です。その時に温めてしまうと痛みがドンドン強くなったり、痛みがなかなかとれなかったりします。ご自身で判断せずご相談ください。
→炎症とは、患部が赤く腫れたり熱を持っていて、疼痛がある徴候です。
Q、通院ペースはどのくらい?
A、だいたいきつい痛みは1週間で落ち着いてくると思います。その1週間の間はできるだけ間隔を空けずに通院していただき、よくなったら身体の状態に合わせてペースを減らし経過を追っていきます。