交通事故施術に関する症例

患者様の年代

40代

患者様の性別

男性

ご職業・生活スタイル

デスクワーク

症状の発生時期・きっかけ

事故の状況:信号待ちをしている際に、後方から追突された。

発生時期:事故直後は「少し首が凝っているかな?」と感じる程度だったが、3日後の朝に首を寝違えたような強い痛みで起床した。

主な症状:首から肩にかけて重だるさがあり、上を向くことができません。左右の確認もしづらく、午後になると頭痛が強く出ることがあります。

ポイント:事故直後は症状が強く出ない場合もありますが、時間の経過とともに深部の炎症が表面化するケースがあります。

日常で何ができなくて困っていたか?

首の痛みと可動域の制限により、以下のような日常動作に支障が出ていました。

車の運転(左右・後方の確認):首を回すことが難しく、バックでの駐車や車線変更の際の目視確認ができないため、運転に不安を感じる状態でした。

デスクワーク・スマートフォン操作:下を向く動作で首の付け根に強い痛みが出るため、仕事に集中することが難しく、15分ほどで休憩を挟まないと座っていられない状態でした。

睡眠時の寝返り:寝返りを打つたびに首に響く痛みで目が覚めてしまい、慢性的な寝不足や疲労感に悩まされていました。

身の回りの動作:高いところにある荷物を取る動作や、シャンプーの際に下を向く動作、着替え(被り物の服を脱ぐ動作)などが困難な状態でした。

どのような施術を行ったか?

まずはカウンセリングで首の可動域を細かく検査しました。炎症が強い初期段階ではEMSを使用しました。これにより、手技では届きにくい深部の炎症の軽減が期待でき、神経の興奮を落ち着かせることが期待されます。

痛みが落ち着いてきた段階で、頸椎に負担をかけている背中や肩周りの緊張を指圧で緩めました。さらに、事故の衝撃で生じた骨格の歪みに対して、猫背・骨盤矯正を行いました。

仕上げに、再発防止を目的として自宅でも行える簡単な運動療法(ストレッチ指導)を取り入れました。これらを組み合わせることで、首の可動域の軽減が期待できる状態となり、車の運転も支障なく行える状態になりました。

施術のポイント・解説

今回の施術で最も重視したのは「炎症の沈静」と「連動性の回復」の両立です。

事故直後の組織は非常にデリケートな状態のため、最初から強いマッサージを行うと逆効果になる場合があります。そのため、まずEMSを選択し、深部の組織へ安全にアプローチすることで、早期に痛みの軽減が期待できる状態を目指しました。

痛みが緩和してきた段階では、首だけを見るのではなく、衝撃を受けた胸椎(背中)や骨盤の連動性に着目した矯正を行いました。首の動きは背骨全体の柔軟性と関係しているため、土台から整えることで再発予防につながる状態をサポートしました。

通院頻度・期間の目安

事故直後の2週間は症状が不安定なため、週3〜4回程度の集中的なケアで炎症の沈静を図ります。その後、可動域の状態に合わせて週1〜2回程度へと通院頻度を調整していきます。通院期間は合計3ヶ月程度が目安です。

後遺症を残さないよう、痛みの軽減後もリハビリを継続することが大切です。

施術後の変化・現在の状態

3回目の施術で朝の強い痛みが和らぎ、日常生活での不安が軽減しました。1ヶ月目には首の可動域が広がり、仕事中に出ていた頭痛も落ち着きました。3ヶ月目には車の後方確認もスムーズに行えるようになり、元々の趣味であったテニスに復帰できる状態となりました。

患者様からの喜びの声

「事故直後はどこに行けばよいのか分からず不安でしたが、こちらで丁寧に説明を受けて安心しました。あれほど回らなかった首が、数回の施術でスムーズに動くようになり驚きました。おかげで大好きな運転や、仕事中のデスクワークも現在は痛みなく行えています。本当にありがとうございました。」

担当者からの結び・アドバイス

「これくらいの痛みなら大丈夫」と我慢してしまう方も多いですが、交通事故による損傷は数年後に後遺症として現れる場合もあります。少しでも違和感がある場合は、無理をせず当院へご相談ください。

日常生活では炎症を強めないよう、事故後数日は長時間の入浴を控えることや、患部を無理にストレッチしないことが大切です。私たちがサポートいたしますので、一人で悩まず元の元気な生活を取り戻していきましょう。