生理痛
- 薬を飲まないとやってられない
- PMS(生理前症候群)がつらくてなんとかしたい
- 全身がだるくイライラしてしまう
- 痛みで仕事や家事ができない
- 腰が痛い
生理とは
周期は人によって少し異なりますが、だいたい28日〜38日前後だと言われています。女性ホルモンの分泌によって排卵し、子宮は受精卵の生育のための環境になりますが、妊娠しなかった場合には不要になった子宮内膜がはがれ落ち、子宮口から排出されます。これが生理の流れです。
生理痛の原因
●ホルモンバランスの乱れ
プロスタグランジンというホルモンの過剰分泌があげられます。
このホルモンは子宮を収縮させ不要になった粘膜を血液とともに体外へ押し出す働きをします。分泌量が多いと必要以上に子宮が収縮し、生理痛の原因になると言われています。
●子宮の発達が未熟
子宮が充分に成熟していないと、身体がより強く子宮を収縮させて血液を出そうとするので痛みが起こります。
これは年齢と共に子宮が成熟すれば治まります。
●自律神経の乱れ
仕事や日常生活の疲れなど肉体的なストレス、生活環境の変化など精神的なストレスが自律神経を乱し痛みを強く感じることもあります。
●子宮の病気
「子宮内膜症」や「子宮筋腫」などの病気は自覚症状があまりないため、気づかないうちに進行している場合があります。
●骨格・骨盤の歪み
骨盤は生理周期にあわせホルモンの関係で開閉するので、骨盤や背骨の歪みは頭痛や腰痛を引き起こすことがあります。骨盤の中には膀胱など泌尿器系の器官と子宮や卵巣といった生殖器が存在します。
骨盤の歪みには前傾、後傾はもちろん左右への傾き、捻れなどあるのです。
骨盤内部にある生殖器は、マリオネットのように骨盤からぶら下がっており、骨盤が歪むと内部の生殖器に負担がかかり痛みを引き起こす事があります。
当院には、婦人科で検査して異常なかったが生理痛が改善せず、痛み止めの薬を飲んでも効かない、飲みたくない方が多く来院され症状の軽減を経験されています。
当院の生理痛の施術
生理痛には、はりきゅうの施術が効果します。多くの女性の悩みである身体の冷えは、ホルモンの分泌にも悪影響を及ぼし、さまざまな症状を引き起こします。
お灸の施術には、温熱の刺激により内臓の働きを助ける効果があり、体質改善をサポートします。
こんな症状は、自律神経やホルモンの乱れから来ることが多いので、当院ではお困りの方には生理周期に合わせて施術を行なっています。他にも自分で出来るお灸の指導・食生活の指導なども行っていますのでご相談ください。
そして、骨盤矯正の施術です。骨盤の矯正は1回の施術で完治するものではありません。骨盤の歪みは、普段の座り方や歩き方など日常生活の悪いクセの積み重ねからなります。なので施術はもちろん、自分でのケアをすることで骨盤が安定し、再発しない身体になっていきます。
当院では、施術の中で患者様に合わせた座り方や歩き方の生活指導を行なっています。良い生活習慣を身につけていただくことで生理痛だけでなく、より健康になっていただきたいと思っています。