腱鞘炎
- 指の曲げ伸ばしがしにくい
- 子供の抱っこを良くする
- 仕事でよくパソコンを使う
腱鞘炎とは
腱は骨と筋肉とを繋げる繊維性の結合組織です。腱は腕から指まで束状に何本も通っており、腱の働きにより指の曲げ伸ばしや手首の動きが可能になります。
そして、複数の腱をおさめる腱鞘があることで、効率的に指や手首が動かせます。
パソコンをよく使う方、事務作業が多い方など同じ動作を繰り返すことで、なりやすいと言われています。発症しやすい場所は手首や指(親指)であり、バネ指やドケルバン病と呼ばれています。
腱鞘炎の原因
腱鞘炎は腱鞘の質の変化や手指の使い過ぎによって発症します。手首を傾けて使うクセなどで、手関節の小さい骨の配列が少しずつズレることでその上についている筋肉や腱のスムーズな動きを妨げてしまいます。
ドケルバン病は子供の抱っこや、ペットボトルを開けるつまみ動作など親指を無理な形で使い過ぎて、手首の親指側の腱と腱鞘に炎症が起きたものです。
バネ指は、指がスムーズに屈伸できずに跳ねるような動きになることがあります。
この2つの症状として痛みや腫れ、熱感などが現れます。
当院でできる施術法
当院では、腱鞘や靭帯などの癒着や乱れなどを起因とする症状に対して、特殊なローラーを使って施術を行います。
そして手関節の骨の配列を整えるような構造医学を基にした整復を行い、炎症が起きている患部に対してアイスマッサージを行ったりテーピングでサポートしたりします。難治の場合首の歪みが原因にあることが多く、骨格矯正をしたり歪みを整える生活指導も行います。