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椎間板ヘルニアについて

椎間板ヘルニアは、背骨(脊椎)の間にある椎間板が飛び出してしまい、周囲の神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす病気です。椎間板は、外側の硬い繊維輪と内側の柔らかい髄核という2つの部分から成り立っています。椎間板はクッションの役割を果たし、私たちの体が前後左右に動く際や衝撃を吸収する働きをしています。しかし、加齢や過度の負担などによって椎間板が損傷すると、髄核が外に飛び出し、神経に影響を与えることがあります。これが「椎間板ヘルニア」と呼ばれる状態です。

 

【椎間板ヘルニアの原因】

 

椎間板ヘルニアの原因は、さまざまな要因が考えられますが、主なものとして以下のようなものがあります。

 

◎加齢
椎間板は、年齢とともに水分が減少し、弾力性が失われていきます。この結果、椎間板が脆くなり、外側の繊維輪が破れやすくなります。加齢による劣化は、椎間板ヘルニアの最も一般的な原因の一つです。

 

◎過度な負荷
重い物を持ち上げたり、無理な姿勢を続けたりすると、椎間板に大きな負荷がかかり、損傷することがあります。特に、腰や首にかかる負担が大きい職業や、長時間座りっぱなしの生活習慣を持つ人はリスクが高まります。

 

◎姿勢の悪さ
悪い姿勢での生活や仕事、長時間の座り仕事などが、椎間板に慢性的な負担をかけ、ヘルニアの原因になることがあります。

 

◎スポーツや事故による外傷
激しいスポーツや交通事故などによって背骨に衝撃が加わると、椎間板が傷つきやすくなります。

 

【椎間板ヘルニアの症状】

 

椎間板ヘルニアの主な症状は、痛みやしびれですが、その症状は飛び出した椎間板がどの神経を圧迫するかによって異なります。

 

◎腰椎椎間板ヘルニア(腰の部分)
腰部にヘルニアが発生した場合、腰痛だけでなく、坐骨神経痛と呼ばれる症状が現れることがあります。これは、臀部から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれが広がる症状です。特に座った状態や前かがみになると痛みが増すことが多く、場合によっては歩行困難に陥ることもあります。

 

◎頸椎椎間板ヘルニア(首の部分)
頸椎に発生した場合、首の痛みだけでなく、肩や腕、指先にかけてしびれや痛みが生じることがあります。重症化すると、握力が低下したり、物を持つのが困難になることもあります。

 

【診断方法】

 

椎間板ヘルニアの診断は、まず症状や生活習慣について詳しく問診が行われます。その後、神経学的な検査や画像診断が行われることが一般的です。

 

◎MRI(磁気共鳴画像)
MRIは、椎間板の状態を詳細に確認できるため、椎間板ヘルニアの診断に非常に有効です。ヘルニアの場所や神経の圧迫具合を正確に把握できます。

 

◎CTスキャン
CTスキャンも椎間板の状態を確認するのに役立ちますが、骨の構造に関しては詳細な情報が得られる一方、椎間板自体や神経の状態についてはMRIほどの精度がないこともあります。

 

◎神経伝導速度検査
神経がどの程度影響を受けているかを確認するための検査です。しびれや筋力低下の原因を特定するために行われます。

 

【治療方法】

 

椎間板ヘルニアの治療は、症状の重さや患者の生活状況に応じて異なります。主な治療法は、保存療法と手術療法に大別されます。

 

◎保存療法
保存療法は、手術を行わずに症状を改善させる方法です。多くの場合、痛みやしびれが軽度であれば、保存療法で十分に回復することが期待されます。保存療法の具体的な方法としては、以下のようなものがあります。

 

◎薬物療法
鎮痛剤や筋弛緩剤、炎症を抑える薬を使用し、痛みを緩和します。また、神経の炎症を抑えるためにステロイド剤を注射することもあります。

 

◎理学療法(リハビリテーション)
理学療法士の指導の下で、姿勢改善や筋力強化を目的としたエクササイズを行い、椎間板や神経への負担を減らします。また、牽引療法などの物理療法も効果的です。

 

◎生活習慣の改善
椅子やベッドの選び方、適切な姿勢の保持、定期的なストレッチや運動の導入など、日常生活での負担を軽減することが重要です。

 

◎手術療法
保存療法で症状が改善しない場合や、重度の神経障害が発生している場合には、手術が検討されます。手術では、飛び出した椎間板の一部を除去し、神経への圧迫を取り除きます。最近では、内視鏡を使用した低侵襲手術が主流で、手術後の回復も比較的早くなっています。

 

【予防方法】

 

椎間板ヘルニアを予防するためには、日常生活での姿勢や動作に気をつけることが大切です。

 

◎正しい姿勢の維持
長時間座る場合でも、背筋を伸ばし、適切な姿勢を保つことが重要です。また、椅子やデスクの高さを調整し、腰や首に負担をかけないようにしましょう。

 

◎適度な運動
筋力を維持するために、定期的なストレッチやエクササイズを行いましょう。特に腹筋や背筋を鍛えることで、椎間板への負担を減らすことができます。

 

◎重い物の持ち方に注意
重い物を持ち上げる際は、腰を使わずに膝を曲げて持ち上げるなど、正しい持ち方を心がけましょう。

 

椎間板ヘルニアは、生活の質を大きく左右する可能性のある病気ですが、早期の診断と適切な治療によって症状の改善が期待できます。また、日常生活での予防策を実践することで、発症リスクを軽減することも可能です。自分の身体に合った生活習慣を心がけ、無理のない範囲で運動を続けることが大切です。

[ 2024年10月22日 ]
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