足底腱膜炎
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日常生活で足裏の痛みが強くある。仕事で立ち仕事やしゃがんだりする動作が多い方々は症状がとても強く現れます。
朝起きて踵を床についた際に大きな痛みが出ることがとても多い。ただ朝一だけ症状が強く出るので朝支度などをしていたりすると症状が軽減してくるので楽観視されやすいです。
日中の立ち上がりや、椅子から立とうとするときに症状が強くでる。原因となる筋肉を長時間圧迫してしまうことで症状悪化を招いてしまいます。
スポーツなどの運動時に痛みが強く出る。運動後にも症状は悪化し歩行困難になることも。
足先に痺れが出てくる。症状が強く出ているときに痺れが出てくるので出る前の治療が必要
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足底腱膜炎に対する当院の考え
足底筋膜炎に対しての当院の考えとして、まず足底腱膜は踵とつま先の間に弦のように張っている筋腱膜です。役割として衝撃吸収を担っております。ランニングや体重増加などで足底腱膜に多くの負担がかかってしまうと、踵の付近で小さな損傷が起きてしまいます。損傷がすぐに治癒すれば症状は起きませんが、老化などが原因で回復が遅い場合があります。傷が生じると生体の反応として血管を増やし治癒を目指しますが、血管と神経は対になって一緒に増える性質があるので、足底腱膜のかかとの部分には普段無いような異常な血管と神経が増加。それにより過敏状態になり、痛みの原因となってしまう。というのが考えです。
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足底腱膜炎を放っておくとどうなるのか
足底腱膜炎は自然に改善する人もいますが、一部の人ではなかなか治りにくい難治性足底腱膜炎となることが多々ございます。難治性の方は1年以上、あるいは数年単位で痛みや歩行障害などが続き日常生活に大きな支障をきたします。適切な治療をすれば改善しますが未だに不適切な治療が繰り返されているケースが大半で、なかなか治らないで困っている方が多いのも現状です。
前述したように足底腱膜炎では異常な血管と神経が一緒になって増えているので、それに対処することで約8割の患者様の症状を取り切ることが可能となっていますのでまずは当院にご来院頂くことをオススメします。 -
足底腱膜炎の改善方法
基本足底腱膜炎の治療は薬や理学療法で痛みを抑える治療がベターとされています。まずは安静を心がけましょう。症状が落ち着くまでは、長時間立っていることやその他の発症のきっかけとなったスポーツは一時お休みすることが必須条件となります。無理に続ければ症状悪化を招くことになりかねない為注意してください。筋トレや負担がかかる動きを行うことで中・長期的に見るとリハビリによる治療が最も効果が高いです。
特に、下肢後面の硬さや、足指の機能不全、偏平足などの足部の形態異常などを評価し、その人に合ったアプローチを行いオーダーメイド治療をさせて頂きます。
必要に応じて、テーピングなどを行い患部の負担軽減を目指します。 -
足底腱膜炎の改善に効果的な当院の施術メニューは?
まず痛みが強い患者様に対しては低周波と中周派を混合した電気治療で痛みの緩和と鎮静を目的に施術させて頂きます。痛みが強い場合は筋緊張が常に起こりストレスにより治りが遅くなる可能性が高い為早急に痛みを取ります。次に根本的な改善を目的に柔軟性を高めることが出来る筋膜ストレッチという下半身ストレッチを行います。この施術でも痛みを改善することも出来るので慢性化してしまっている方に対しては有効的な施術になります。さらに今後症状が悪化しないようにまたは出ないように足にかかる負担を無くす骨格矯正治療もオススメしています。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
まずは痛みの具合がとても良くなります。これは炎症による痛みが緩和され鎮静されたことでの反応で中には1回の施術で「もう治った!」と仰って頂ける患者様もおられます。しかし柔軟性を上げずにさらにお身体の軸がズレた状態で日常生活やお仕事を行うことで、症状はぶり返してしまうので筋膜ストレッチや骨格矯正を行うことで根本的な解決に繋げる事が出来るのでぜひ一度当院にご来院下さい。1回の施術でお身体が大きく変化する事間違いなしです。
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改善するための治療頻度はどのくらいか
患者様自身の目標にもよりますが、痛みだけを何とか治したいであれば6ヵ月間を週二回のペースでご来院頂く必要があります。さらに根本的な治療をお望みの患者様に対しては治療期間として12ヶ月とペースとしては週二回。症状、お身体の状態が落ち着いてきたら週1回にペースダウンし繰り返し施術を行っていきます。まずは継続する事が大事です。ぜひ一度当院に足を運んで見て下さい。