足関節捻挫
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足首を捻った後から足首の外側(または内側)に痛みがあり、なかなかとれない方
足首の外側(または内側)に腫れや内出血がある方
サッカーや陸上などのスポーツ、または歩行や階段の上り下りなどの日常的な動作で繰り返し足を外側(または内側)に捻ってしまう方
痛みによって足の外側(または内側)の力で身体を支えにくい、もしくは足首を押すと痛みがある方
足首を捻挫した後から痛みが残っていて歩きにくい方
転んだり、足を踏み外して足首を捻った方 -
足関節捻挫に対する当院の考え
捻挫とは骨と骨の間に起こる急激なねじれ、もしくは激しい外側からの力による関節周辺の関節包や靭帯の、筋肉、皮膚の損傷のことを言います
また、靭帯の損傷程度によって、捻挫の程度を三つに分けています
靭帯が伸びる程度の損傷を1度捻挫、靭帯の一部が切れるものを2度捻挫、靭帯が完全に切れるものを3度捻挫と定義しています
足関節捻挫はスポーツによる外傷で最も多く、内反捻挫(ないはんねんざ)と外反捻挫(がいはんねんざ)に分類され、内反捻挫が最も多く起こると言われています
また、外反捻挫の場合は骨折が起こっていることもあるため皮膚の色が変色し腫れが強い場合は早急に病院へ受診することが大切です -
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
①治りが遅くなる:捻挫は歩けないほどの痛みを感じることが少なく、大抵の場合は腫れや内出血も出ません。そのため特に処置をせず普段通り生活してしまう人が多いです。しかし、捻挫をした部位によっては痛みを感じづらいこともあるため、実は靭帯が大きく損傷していたということがありえるため注意が必要です
②何度も捻挫を繰り返す:病院などで適切な処置をせずに捻挫を放置すると、靭帯が引き伸ばされた状態で修復が止まってしまいます。靭帯がゆるんだ関節はグラグラと安定しないため、同じ捻挫を繰り返すくせのような状態になってしまいます -
足関節捻挫の改善方法
①すぐに応急処置をする:靭帯が引き伸ばされないように関節を固定し、腫れが引くまでアイシング用品(保冷剤や氷のう)を使って冷やすことが大切です。患部に15~20分当てたら一度離し、10分休憩したら再度15~20分冷やすというサイクルを繰り返すようにしてください
②痛みがある間は飲酒や入浴を控える:捻挫をしたばかりの関節まわりは内出血をしていることが多く、痛みのもととなる炎症成分も血液に乗って流出します。このときに飲酒や入浴をしてしまうと、血行が良くなって内出血がひどくなり、腫れや痛みが強く出てしまうことがあります
③なるべく早く専門家に診てもらう -
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院では捻挫に対応したEMSという電気治療を行っております
EMSとは運動性電気刺激療法というもので、痛みの出る部分にパットを張りそこに電気を流すことで痛みの改善を図っていくというものです
捻挫やぎっくり腰などの急性の症状の改善はもちろん、長年続いている腰痛などの慢性的な痛みを持っている方にお勧めです
また、捻挫は繰り返し起こってしまうことで足首が内側に曲がってしまい、О脚やx脚などの姿勢のゆがみにもつながってきます。それを改善するためにもUPCという下半身の矯正が大切になってきますが大切になってきます -
その施術を受けるとどう楽になるのか
EMSを行うことで、痛みを出している筋肉や関節に働きかけ活性化させることで足首に出ている捻挫特有の痛みや腫れが改善されていきます
また、UPC(下半身矯正)は捻挫によって起こったO脚やX脚の改善はもちろん繰り返し起こる捻挫が再発しないようにするために治療にもなります。また、捻挫が起こる原因にもなる骨盤のゆがみの解消にもつながります
捻挫が何回も起こって困っている、捻挫が起こりにくい身体を作っていきたい、捻挫になったから痛みを無くしたいという方はぜひ受けて見て下さい -
改善するための治療頻度はどのくらいか
EMSは捻挫などの痛みを改善を図るためのものです。そのために少なくとも1か月は通って頂きお身体の痛みの解消を行っていく必要があります
また、UPC(下半身矯正)は捻挫による身体のゆがみの改善はもちろん、ゆがみを繰り返さないための身体作りも行っていくため月に1回のメンテナンスも含め12か月は通って頂く必要があります