不眠症Q&A｜薬園台駅東口接骨院

Q 不眠症と睡眠不足の違いはなんですか？
不眠症は施術が必要な病気の一つで睡眠不足は生活習慣の問題や単純に睡眠時間が不足している状態をイメージしていましたが不眠症も睡眠不足の１つなのでしょうか？また違いがある場合はどこが違いますか？

A 不眠症は入眠障害や早朝覚醒、熟睡できないと言った睡眠障害が1ヶ月以上続き、また日常生活（特に日中）で全身のだるさや意欲低下、集中力低下などの不調が出現する病気です。
一方、睡眠不足は仕事や勉強により不規則な生活や偏りによってその人にとって十分な睡眠が取れてない状態です。ですが人によって必要な睡眠時間は個人差がある為日中、眠気により仕事や勉強、家事などに支障を生じる事がなければ睡眠不足の心配はないです。

Q 不眠症を治す為にはなにをするべきでしょうか？病気であるなら睡眠薬や何かしらの施術を絶対にするべきなのでしょうか？
また、施術をしないと治らないものなんで、完治することはあるんでしょうか？完治までの目安はありますか？

A 不眠症の施術には、薬を使わず生活習慣を見直し改善する「非薬物療法」と、薬を使って改善する「薬物療法」があります。
症状や状況に応じて最適な施術を医者が選びます。施術効果としては「非薬物療法」と「薬物療法」は併用することが1番効果的と言われています。
最近の睡眠薬は副作用が少なくなっていて安全に飲める様にもなっているとのことです。
また、不眠症の原因が身体や精神的疾患、薬の副作用が原因の場合はまず先にそちらの施術を優先することもあると言われています。

Q 不眠症の原因はなんでしょうか？
原因も複数あると聞いたことがありますがどういった原因がありますか？

A 不眠症の原因は下記のようなものが挙げられます。
1.ストレス:神経質な人や真面目な性格の人はストレスを強く感じやすく不眠に陥ると言われています。
2.心の病気:近年ではうつ病が増加傾向にあります。単なる不眠と思っていてもうつ病であるケースも少なくない様です。
3.薬や刺激物:施術薬の副作用で睡眠を妨げられる事もあります。また、コーヒーや紅茶などの成分でもあるカフェインは利尿作用がありトイレ覚醒という事も言われています。

Q 不眠症の対策、対処方法はどの様なことがありますか？原因によって対処方法が変わるんでしょうか？
現在取り組んでいる事として、寝る時間を固定化せず眠気が来た時に睡眠を取る様にしているのですがこれは間違っているのでしょうか？

A まず、今ご自身で取り組まれている事は間違っていないです！寝ないと思う気持ちが強くなると返って眠りに付きにくくなる事があります。
また、前述した原因などがある際はまずその原因を優先的に施術する事をお勧めします。それらの改善により不眠が軽減される事もあります。
あとは、なるべく就寝と起床時間を一定にする事で体内時計が調整されます。さらに日中に太陽光を浴び数十時間後に眠気が来るという事も言われておりますのでこちらもお勧めします。

Q なかなか寝付けないので最近寝酒をする様になってしまいました。お酒の効果もあり良く眠れる様になりましたが、起床時に疲れが取れてない感じがあります。これはあまり良くないんでしょうか？寝れてはいるが疲れが取れにくいのはなぜでしょうか？

A 寝られないからと言って寝酒は良くないです。飲酒をする事で寝付くまでの時間は短くなりますがお酒が眠りの質に及ぼす影響として深い眠りの状態であるレム睡眠が短くなり、浅い睡眠であるノンレム睡眠が長く続く様になります。その結果として中途覚醒と言って深夜に目が覚めやすい状態が起こり睡眠時間はいつもより長くても疲れが取りきれていないと考えられます。
不眠の際は飲酒はなるべく避けることをお勧めしますし、日中に日光を浴びることや軽めの運動をする事をお勧めします。