変形性膝関節症などの膝の痛み
- 歩くと膝が痛い
- レントゲンを撮ったら軟骨がすり減っていると言われた
- 正座がしにくくなってきた
- 膝の曲げ伸ばしでパキパキ鳴る
膝の痛みはなぜ起きる?
当院では膝の痛みは骨盤の歪みからきていると考えます。
骨盤が歪んで身体のバランスが崩れると、それを補おうと他の場所に負荷がかかり筋肉の固さや痛みが生じやすくなります。骨盤が歪むことで左右の足の長さがかわり、本来均等に体重が乗らなければならないところが、片方の足に体重が乗りすぎてもう片方にはきれいに体重が乗らなくなります。
膝の関節は太ももの骨とすねの骨で構成されています。
骨盤が傾いて体重を乗せることにより、太ももの骨とすねの骨もズレてしまいます。
きれいに関節がはまっていると負担が少ないのですが、ズレて体重が乗ってしまうと膝の関節の内側や外側に負荷がかかってしまいます。なので、膝の関節をしっかりはめ込むためには、そのズレの原因の骨盤を整えていく必要があると考えます。
軟骨のすり減りが関係するの?
健康な方でも加齢により軟骨のすり減りは生じます。しかし同じ年齢でも痛い人、痛くない人の違いはなんでしょう?
すり減っていてもあまり痛くないのは、すり減りが軽いためと考えるかもしれません。しかしすり減って変形していても痛みを訴えない方がいる一方で、軽い変形で強い痛みを感じることがあります。
軟骨がすり減って変形していることが痛みの原因であれば、それを治さない限り痛みは良くならないことになります。(つまり手術をしないといけない?)
当院では、膝の軟骨がすり減ったままでも、手術をせずに痛みが良くなられた患者様がたくさんいます。
それは、丁寧な問診・検査・触診をしたうえで痛みの原因をみつけだし、構造医学を基にした根本治療を行なっているからです。
当院の膝の痛みの施術法
当院では、構造医学を基にした身体の重心バランスの検査・骨格や関節・筋肉の状態を検査してから施術を行います。施術は痛みの原因である身体の歪みを整える骨格矯正・膝の関節を整えるための整復・炎症をとるためにアイスマッサージなど行い筋肉の繊維を整えるローラーをあて患部にテーピングを施します。
他にも鍼灸施術を組み合わせたり、膝の周りの筋肉の状態を良くするための疼痛筋肉個別アプローチを行なったりもします。これは患者様の状態に合わせて治療内容が変わります。そして大切なのが生活習慣の指導です。
身体の状態を整え、歩き方や座り方など日常生活動作を整えていくことで、痛みが軽減していく方が多いです。
お悩みの症状を少しでも良くしたい、諦めたくない方はぜひ当院にご相談ください。
膝の痛みでよくある質問
Q、水がたまったら抜いた方がいい?
A、当院では膝にたまった水は抜かなくても、自然に改善していかれる方が多いです。私達は、膝に水がたまる原因として、膝の関節内で炎症が起きていて、その炎症を抑えるために水がたまると考えています。
対症療法で水を抜いて腫れをひかせても、なぜ腫れているのかその原因にアプローチをしていないと再発する傾向があります。
膝の状態が改善され、炎症が引くと膝の水も吸収されなくなっていく事も多いです。
Q、太ももをきたえたら大丈夫?
A、太ももの筋肉を鍛えることはいいことだと思いますが、ただ鍛えたらいいというわけではありません。
膝の関節に負担がかかる悪いクセが治らなければ、膝に負荷がかかりすぎてしまうことがあります。
まず筋トレの前に正しい姿勢を身に着け、身体が整った状態での筋トレを行いましょう。
個人によって注意点は異なります。あなたに合わせた筋トレ方法をお伝えしますので、ご相談ください。